LIZ UND EIN BLAUERVOGEL
主導権は いつも自分
付くのも 離れるのも 自分次第で自由自在
そう 思っていた
吹奏楽部に誘ったのは自分
中学では部活の部長
誰からも慕われ 頼られる存在
演奏力にも自信があった
...それなのに
薄々は気が付いていた
素直に実力は認める
でも 自分と同レベルか ちょっと上?
それが 木っ端みじんに打ち砕かれる
ちょっとしたコトが 気になりだす
相手のコトは 知り尽くしていたと思ってたのに
自分の知らない彼女が 一つ そしてまた一つ
不安で仕方がない
自分から離れていく 遠くなる
こんなコトって 予想だにしなかった
激しく動揺 困惑
リズは誰? 青い鳥は?
縛っていたのは? 捕らわれているのは?
ハタと お互いに気が付く残酷な瞬間
ほぼほぼ80分あまりの あまりに短い物語
彩度が低く抑えられた淡い画の中
1カットごとの表情と 短く少ない言葉
それだけで心の動き 移ろい 変化を感じ取れる
近い存在だからこそ そこに生まれる強烈な憧れと妬み
学生時代を思い出し 社会人になってからの自分に
投影してみる
同じ作品を繰り返し観るのは 珍しくないけど
一日に2回観たのは これが初めて
それくらい
なんだろ?
切なくて 愛情たっぷりの物語
安っぽい恋愛モノに食傷気味な貴兄に
それも すばらしい音響に包まれて
ぜひとも劇場で観てもらいたい
そんな作品なのです
ちなみに
涙が出なかったことは 付け加えておこう
to ゆきぽん
やぁ 久しぶりだね
元気そうで 何よりさ
それにしても おめでたいっ!
あっちでも こっちでも ぽんぽこ
それに...だ
付き合いが現在継続中って
これまた 凄い
なーんも関係ないけど 嬉しいゾ
by achille (2018-04-25 23:39)